熊野と大和を結ぶルートに近い宇陀の宇賀神社 

 
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東吉野村に近い宇陀市の菟田野(うたの)に宇賀志の地名がある。国道166号(伊勢街道)から2kmほど南東に入った山裾にある宇賀神社(地図)は
神武が血祭りに挙げた土着の豪族 宇賀魂神(宇迦斯(エウカシ)か)と天照大神を祭神としている。
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宇迦斯が流した血はすぐ裏を流れる血原川となり、そこに架かっているのが血原橋。熊野に上陸した神武一行は八咫烏に導かれて北に進み、大和の
橿原宮(現在の 橿原神宮(公式サイト)で帝位に就いた、ことになっている。同じような伝承地が熊野から大和にかけて点在しているが面白い。


     

        左: 宇賀神社の本殿。神武が殺した兄・宇迦斯(エウカシ)を祀ったのが先か、それとも大和朝廷成立後に史実に合せた伝承が生まれたのだろうか。
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        中&右: 境内のすぐ横を流れる血原川と、それに架かる血原橋。この固有名詞は後付けの作り話にしては出来過ぎているのは間違いない。
血原の5km西側を南北に走る国道370号は15km南の吉野で国道169号(東熊野街道)となり熊野市に至る。

この頁は2019年 10月 12日に更新しました。