新潟県 39駅 の中で 4番目 に開業した駅   朝日まほろば(みどりの里) 

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【 緑が多くて温泉は二ヶ所。施設は古いが樹陰なら夏でも快適にP泊できる。】

鳥瞰図
2018年秋現在、日本海東北自動車道は道の駅の南1kmの「朝日まほろばIC」(無料区間)まで延びている。
新潟県最北の駅は国道7号から分岐して海沿いを走る国道345号の「笹川流れ」だが、メイン国道の7号線にある道の駅としては、「朝日まほろば」が最北端になる。
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海水浴シーズンには海沿いの国道345号の混雑を避け内陸の7号線を走るほうが快適なドライブが出来る。駅の敷地はかなり広くて駅舎の裏にはコテージ風の宿泊施設もあり、炊飯器や電子レンジ・食器など、貸し別荘っぽい機能を備えている。家族連れやグループ旅行にはかなり便利でリーズナブルだ。ベッドは使えないが昼間だけの利用もOK。ただし二人で素泊まりした場合は10,800円だから、特に安い料金ではない。
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青森県三沢市にある市営の やすらぎ荘(pdf)は一泊二食付き・一人5,400円、素泊まりなら3,000円。五泊もすれば50km北の下北半島や40km西の十和田湖はもちろん、青森県全域を周遊できる。また栃木県の馬頭温泉に近いまほろばの湯は5人まで泊れるロッジ一棟が10,000円だ。キャンピングカーではなく車を使った旅行で1〜2泊するだけなら普通の旅館や民宿やビジネス・ホテルでも大きな差額にはならないが、長期間の旅行なら無駄な出費を抑えて好きな事に重点投資する、それも楽しみの一つだと思う。
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閑話休題...厳密に見ると「道の駅朝日」の基本機能は観光案内所とトイレだけだが、温泉や物販や展示棟など数ヶ所に分かれた全体を駅の施設と受け取っても違和感はない。機能面では良く整った駅で、いつ訪問しても数台のキャンピングカーが停泊している。快適さを知る人が増えたのだろう。

基本データ

村上市猿沢1212  0254-72-0300  休業:年末年始  国道7号沿  日本橋から一般道で 379km

リンク先
近くの駅は

神林:15km  笹川流れ:26km  胎内:27km  関川:30km  加治川:37km  あつみ(山):40km  豊栄:50km  いいで(山):78km

駐車場

公称は大型車20台+普通車50台。大型車エリアと区分されており、敷地全体の収容力は高い。反対側車線の大型車は国道沿いのコンビニに停めるケースが多いようだ。

騒音・他

営業終了後は「まほろば温泉」付近が静かでP泊向き。駅裏の林周辺、「朝日きれい館」奥、温泉スタンド右奥も落ち着ける。

物産館

9〜18時(7、8月は19時・野菜直売所は7〜17時)・最終月曜と12/31〜1/1休、米・地酒・どぶろく・鮭の加工品など地場産品がメインで品揃えは豊富、野菜類も安い。国道の向いにデイリーヤマザキ、北隣にセブン、3km南の国道沿いに食品スーパーあり。

食事処

11〜21時半(休みは物産館と同じ)、地元民が利用する居酒屋を兼ねており、落ち着いた食事には向かない(ボトルキープ可)。
  メニューは公式サイトで。ここでP泊した時は晩酌セット(1200円と2000円コース)を注文したが、現在は少し値上げしている。

軽食

食事処が軽食の機能を兼ねている。休日には店頭に屋台などが出るらしい。

休憩施設

8時半〜17時半(12/31〜1/1休)、情報コーナーを兼ねている。ベンチ・テーブルはあるが落ち着いた休憩には向かない。

トイレ施設

24時間トイレの施設はごく普通で、ちょっと手入れ不足かなぁと感じるレベル。障害者兼用を含めウォシュレットの設備なし。

入浴施設

同じ敷地の中に2棟の温泉施設があるのは珍しい。全国でも多分この駅だけだろうなぁ...
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まほろば温泉は9〜21時(休みは駅舎と同じ)、展望の良い内風呂と塀に囲まれた露天・休憩室完備。やや混む。500円。
朝日きれい館は10〜21時(休みは駅舎と同じ)、休憩室あり、500円。バーデゾーンとプール(別料金)もある洋風施設だが
  露天・内風呂など浴用部分はやや狭い。どちらも食堂は備えていない。

犬の意見

裏手の宿泊施設を含めた周辺を歩くだけでも軽い散歩にはなる。コンビニの横からのんびり歩ける裏道が続いている。

近隣の見所

村上市街地を挟んで南側5kmにあるのが「神林」、北側約5kmにあるのが「朝日」。時間があれば観光協会のサイトを参考にして散策の計画を。先を急ぐ旅ならば、駅構内の施設数ヶ所で時間潰し程度の見学が出来る。
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日本玩具歴史館は9〜17時(10〜4月は16時)・全国の民俗玩具3万点を展示。入館420円が妥当か否かは価値観による。
またぎの家は無料、時間などは「玩具」と同じ。ダム建設に伴って三面川上流の平家落人と伝わる古民家を移築したもの。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、 新潟県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 道の駅は6km以上ほぼ直線で続く国道7号線にある。羽越本線は村上市街で国道345号と共に海沿いに分岐し「道の駅笹川流れ」へ、
国道7号は内陸側を迂回して山形県境に近い勝木地区(同じ村上市)で再び合流する。海水浴シーズンはこちらの方が走りやすい。
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        中: 導入路は北側にもあるが、右折車線が確保してある南側の方がメインの駐車場や駅舎に近くて停めやすい。国道側の一角が大型車用、
奥の「まほろば温泉」前が普通車のメイン駐車場。その他、物産館の前やドーム広場の横・朝日きれい館の周囲にも停められる。
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        右: 筋向いにはデイリーヤマザキ(営業時間未確認)、100mほど先には24時間営業のセブンイレブンがありP泊の買い物に不自由はない。


     

        左: 村上市街地と道の駅周辺の鳥瞰図。市街地には見所が多いから観光拠点として道の駅でのP泊を検討するのも面白い。
        中: 国道側からの配置図。駐車する時間が長い場合は「まほろば温泉」の前に停めるほうが落ち着く。P泊には更に左手の緑地近くが良い。
        右: 国道から見たメイン駅舎。案内所と休憩室があり、横の通路奥がトイレ。左側の緑地を抜けると物産館や玩具歴史館・またぎの家がある。


     

        左: 大型車用の駐車場から見た駅舎。トイレが近いためここに駐車する普通車も多いが夜間は停泊する大型トラックで満車になることが多い。 .
        中: 道の駅の第一回登録(平成五年・1993年)に加わった最も古い駅の一つで、設立当時のまま使っている駅舎も古くなっているが、管理は
良く行き届いている。休憩室の利用は9時〜17時、大晦日と1月1日のみ閉鎖となる。
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        右: 休憩室では地域の観光案内と交通情報の他にベビーベッドや畳を敷いた休憩コーナーも完備している。昨今は売り上げを最優先に考えて
道の駅本来の約束事も守らない大型の新駅が増えており、この姿勢は以って範とすべきだろう。


     

        左&中: メイン駅舎の左側、緑地を隔てて食事処が並んでいる。この地区には他に飲食店がないのだろう、地域の居酒屋として繁盛している。
昼はトラックドライバー向けの定食、夜は居酒屋メニューとアルコール類がメインとなる。ボトルキープができる珍しい道の駅だ。
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        右: 食堂右手には三条の刃物と雑貨類の展示販売コーナーがある。村上と三条は100km近く離れているが越後の特産としては外せないか。


     

        左: 食事処横の左側は有料(420円は少し高すぎると思う)の 日本玩具歴史館、建物前の国道沿いにも駐車場が設けられている。
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        中&右: 歴史館と食事処の間が物産館、日本海が近い割には特産の鮭を含む海産物の加工品が少しだけ、鮮魚類も扱っていない。
メインはやはり越後の米と加工品、鮭はないけど酒はある、「どぶろく特区」の高根集落が醸した「雲上」も置いている。


     

        左: 物産会館の内部。営業は9時〜18時(冬は17時半)、最終月曜と大晦日・元旦が休業となる。大規模駅だから独自の加工所があっても
不思議ではない筈だが、既製品が多いのは少し残念だ。歴史館の反対側にある地元の農産物直売所は量も豊富で値段も安い。
こちらの営業時間は7時半〜16時半(冬は8時〜15時)、商売熱心らしい。
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        中: 「まほろばの湯」は源泉は65℃、もちろん掛け流しではなく循環殺菌している。湯軽い塩味とヨード臭があり、これは村上市街の瀬波温泉に
近い泉質だ。屋根なしの露天風呂は広いが塀に囲まれているため見晴らしは中二階にあるガラス窓の大きな内風呂の方が良い。
食堂はないが飲食物持ち込みOK、食事を済ませ再入場もできる。横には1回60リットル100円の給湯設備もある。営業は9時〜21時。
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        右: 「朝日きれい館」は裸で入浴するスパゾーンと水着で利用するバーデ・ゾーンに分れている。バーデ・ゾーンは各種浴槽や温水プールや
ウォータースライダーなどがあり、近隣の住民が一日楽しむタイプの施設、スパ・ゾーンは浴槽も露天もやや狭いので旅行者は「まほろばの湯」を
利用する方が良い。営業は10〜21時、休日は物産館など他の施設と同じ。


     

        左: 「玩具歴史館」裏手に「またぎの家」がある。昭和六十年(1985)に奥三面ダム建設で湖底に沈んだ三面集落(42戸・平家落人伝説あり)
の茅葺き曲り家を移設した物で、猟の道具や古民具を陳列している訳ではない。有料の貸しスペースとしても活用している。
9時〜17時、内部の見学は無料だが特に面白いものではないから外観を見れば充分だ。管理は結構大変だろうと思う。
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        中&右: メイン駅舎裏から「まほろば館」とロッジ群の方向を撮影。現在キャンピングカーが停まっている一角がP泊する場合のベストスポットで、
温泉棟やメインの駐車場から区画されているためやや静かだし、木立と芝生に囲まれている雰囲気も良い。温泉施設が閉まる21時過ぎなら
もっと左手のロッジ寄りも(トイレは少し遠くなるが)P泊には適している。