道の駅を訪ねて...大阪府・近つ飛鳥の里 太子 大阪府にある 9駅 の中で 2番目に開業した駅   ちか飛鳥あすかの里 太子たいし  

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【 道の駅としての機能は極端に低いが...ここは素通りできない古代史の宝庫「王陵の谷」。】

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鳥瞰図
「近つ飛鳥」とは古事記に記録されている地名で、奈良の飛鳥(遠つ飛鳥)に対して大阪府羽曳野市飛鳥を中心とした地域のこと。難波津(現在の堺港付近)と大和・飛鳥を結ぶ日本最古の官道である丹比道(たじひみち・後世の竹内街道と概ね同じ)に面している。丹比道のルート地図を参照されたし。
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日本書紀の推古天皇二十一年(613年)の条に「難波より京(みやこ・当時の明日香)に至るまで大道を置く」と書かれており、「丹比道(たじひみち)」と呼ばれていた。周辺には敏達天皇、用明天皇、聖徳太子、推古天皇、孝徳天皇、聖徳太子の陵墓が点在しているため「王陵の谷」とも呼ばれている。
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もう少し駐車場が広ければ、ここを拠点にして一日中周辺を歩き回れるのだが...どうにも狭い。長時間駐車で迷惑を掛けるのは不本意だから、早々に退散することになる。
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飛鳥時代には蘇我一族が本拠を置き、庇護を受けた百済系・新羅系・中国大陸系の渡来氏族が住み着いた地域でもあった。日本創生期のドラマを秘めて遣隋使が通過し、大陸文化の伝来地として繁栄したエリアである。
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丹比道は難波津〜松原市〜羽曳野市〜太子町〜竹内峠を経て飛鳥へ至る。二上山を迂回した7km東側(直線で結べば約3km)には奈良県の「ふたかみパーク當麻」がある。

基本データ

南河内郡太子町大字山田2265  0721-98-2786  休業:年末年始  国道166号沿  日本橋から一般道で 515km

リンク先

近くの駅は

駐車場

公称は大型車2台+普通車27台。休日は満車が普通、T字路の信号に近く道路の傾斜もあるため出入りには注意が必要だ。

騒 音

昼間は交通量が多く敷地の出入りも多いため騒音があるが夜間はそれ程でもない。とはいえ、P泊する雰囲気ではない。

物産館

9時〜17時、休日には9時〜朝市を開いている。

食事処

9時〜17時、麺類などごく軽い食事のみ。休日はのんびり食事などせず、次の人のために駐車場を出てサッサと出発しよう!

軽 食

食事処が軽食機能を兼ねる。

休憩施設

よく整備されておりテーブルなどの数も多い。利用客で混雑するためのんびりと休憩する雰囲気ではないのが残念。

トイレ施設

設備は整っているが管理面でやや充分とは言えないレベル。障害者用も含めウォシュレットの設備なし。

入浴施設

1km北に太子温泉、8時〜22時・第3水曜休、露天付きで設備は整っているが、料金930〜1000円は高いなぁ。
  300円ほど安くなる17時過ぎまで待って利用しよう。

犬の意見

>歴史資料館と孝徳天皇陵の周辺なら道が狭く車が少ない。約500m南の小野妹子墓周辺には静かな散歩道が続いている。

近隣の見所

すぐ裏に竹内街道歴史資料館がある。9時半〜17時(受付は16時半)・月&火曜と12/26〜1/7休・100円。
  以前は200円だったけど入館者が少ないので値下げしたらしい(笑)、と思ったら200円に戻っていた。
南西4kmの推古天皇陵近くに近つ飛鳥風土記の丘、6世紀後半の古墳群102基を囲む歴史公園で梅の名所でもある。
その他 駅の周辺には孝徳天皇陵・陽明天皇陵・敏達天皇陵・小野妹子の墓などが点在する。
  聖徳太子廟のある叡福寺は竹内街道経由で2.3km、用明天皇陵も近い。叡福寺からは源氏三代(頼信・頼義・義家)が眠る
  羽曳野の通法寺跡(サイト内リンク・別窓)へ2km。
法隆寺(公式サイト)を中心にした斑鳩の里は東へ4km。奈良県観光局の 観光案内マップ(pdf)が判りやすいので活用しよう。
  数年前に寄った法隆寺門前の食事処「冨之里」は最悪だった。中が冷たい半解凍の柿の葉寿司(前日の売れ残りらしい)や
  茶漬けみたいな天丼なんて普通じゃ考えられないね。あの辺の商業道徳のレベルを知らされた。

P泊する時の
総合評価
   ★★★★   動きが取れないほど狭い道の駅も珍しい。


     

        左:二上山の麓から羽曳野方向へ。竹内街道はシルクロードの終着点、ローマ〜長安〜北九州〜堺〜藤原京に至る古代の国道だ。
        中:周辺は「王陵の谷」とも呼ばれており、孝徳陵・用明陵・敏達陵・推古の磯長山田陵・聖徳太子廟・小野妹子の墓などが点在する。
        右:実質的に30台を下回る駐車スペースは実に狭くて混雑し停めにくい。休日の昼過ぎ前後まではそれなりの覚悟が必要だ。


     

        左:駐車場の左奥には石のテーブルが置かれた屋外の休憩施設が設けられている。飛鳥川の対岸が福祉施設、その奥が資料館。
更にその背後には第36代孝徳天皇(在位645〜654)の陵とされる大阪磯長陵が残されている。
        中:駐車場の隅から北東方向を撮影。右手には二上山の麓が迫り、竹内街道は右へ迂回して葛城市の方向へと東進している。
        右:すぐ上の信号を左折して南河内グリーンロードの先を左折すると竹内街道に合流し、右へ迂回すると二上山の東へと至る。


     

        左:障害者用の駐車場横から休憩施設を撮影。寒い季節の利用者は殆どゼロで、資材などの置き場所に利用されているらしい。
        中:右手別棟のトイレは一応の施設を備えているが客数が多いためか管理面でやや問題が残る。開放的すぎる入り口はやや難あり。
        右:トイレ前のアプローチ部分に置かれた花崗岩のモニュメントは二上山をイメージしたもの。説明を読むまではたぶん判らないだろう。


     

        左:駅舎右のスペースでは休日に朝市が開催される。農産品を始め近隣の産物が豊富に並べられ、これを目当ての来客も多い。
        中:朝市が開かれる園芸&農産品売り場右側の飛鳥川の谷に架かる小橋を渡り福祉施設を過ぎると竹内街道歴史資料館に至る。
        右:規模の割には休憩施設(軽食を兼ねる)は広くて設備も充実している。インフォメーションコーナーも含めて、これは評価できる点だ。


     

        左:野菜類目当ての買い物客も多いが、古代史に興味を持つ旅行者も少なくない。周辺の案内機能も良く整っている。
        中&右:物販コーナーは狭くて品数も少ない。多少の地場産品は置かれているが、物販に関しては余り期待しないほうが良い。