奈良県にある12駅の中で 5番目に開業した駅    ふたかみパーク 當麻たいま

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【 駐車場の混雑が深刻で、大きな車はUターンするのも大仕事。できれば休日を避けるか、早めに駐車場へ。 】

鳥瞰図
国道から二上山に向かって緩い坂道を300mほど登る。広大な「二上山ふるさと公園」の駐車場を兼ねているためハイカーの駐車も多く、休日の昼間は満車が当り前になっているが、夜間は多少騒々しい程度。二上山を隔てた西側は大阪府の道の駅「近つ飛鳥の里太子」があり、古道を辿るハイキングルートも整備されているらしい。
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當麻寺の南500mには現在の堺市から葛城市長尾までを結ぶ日本最古の官道・竹内街道(総延長26km)が通っている。明日香に都が置かれた西暦613年頃に推古天皇の命令で整備され、遣隋使や遣唐使・渡来人が往来した大陸文化の通り道であり、シルクロードの終着点でもある。
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二上山を越えた大阪府太子町の「近つ飛鳥の里太子」と同じく散策の基地として最適なのだけれど、どちらも駐車場の狭さが大きなネックになっている。駅舎のバイパス側にあった農地がサブ駐車場として整備されたのだが、休日に二上山公園を利用する車は収容力を完全に越えており、慢性的な渋滞を引き起こしている。
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参考・當麻蹶速(たいまのけはや)について。日本書紀の中の垂仁紀に拠れば...
11代垂仁天皇(在位:紀元前29年〜紀元後99年)の7年、側近が帝に向かって「当麻村に蹶速という勇士がおり、自分と強さを競う者がいれば生死を賭けて戦おうと申しています。」と奏した。帝は「天下の力士である当麻蹶速に匹敵する者がいるだろうか」と言うと一人の臣が「出雲国に野見宿禰(のみのすくね)と名乗る勇士がおります。戦わせては如何でしょう」と申し上げた。帝は直ちに使いを出して野見宿禰を呼び寄せた。両者は帝の前で戦い、野見宿禰は当麻蹶速の肋骨と腰骨を蹴り砕いて殺した。
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もちろん神話の世界だが、出雲から来て大和を征服した大王一族(天皇家)を象徴すると考える説もある。この記述から野見宿禰は「相撲の始祖」とされているのだが、むしろ総合格闘技に近いイメージだね。当麻蹶速之塚と記念碑は當麻寺へ向かう参道の途中、相撲館けはや座の近くに残されている。

基本データ

葛城市新在家402-1 0745-48-7000  休業:12/31〜1/3  国道165号から西へ  日本橋から一般道で 513km

リンク先

近くの駅は

駐車場

公称は大型車5台+普通車90台、実質はもっと少ない。駅舎の下側にもサブがあるが休日には満車状態が普通になっている。

騒 音

環境は静かなのだがトイレなど夜間の出入りは結構多い。P泊する場合は駅舎に向かって左隅の樹木の横がベストスポット。

物産館

9時〜17時、野菜類は充実しており種類も多く価格もまぁまぁ。土産物類は平凡で特色なし、時々繊維などの店頭販売あり。

食事処

9時〜17時、昼時は混雑するが全体に雰囲気は悪くない。概略メニューは公式サイトで。売れ筋の蓮花定食は850円。

軽 食

店頭にソフトやおでんの屋台あり。営業中の食事処では飲み物・ケーキ・ぜんざい・コーヒー・ソフトなどを提供している。

休憩施設

店頭にベンチが置いてあるだけで、駅舎内に休憩スペースなし。案内機能も殆どゼロで、食堂入り口にパンフがある程度。

トイレ施設

駅舎の左側に、棟続きで。場所は判りやすいが設備も手入れもやや不満。障害者兼用を含めてウォシュレット設備なし。

入浴施設

施設なし。約4km北の香芝市役所近くの総合福祉センターに屯鶴峯温泉(逢坂1-375-1)、11時〜20時(受付は19時半)・
木曜と祝日の一部休み・市内在住者は安いが市外の利用者はかなり割高の800円、駐車場あり。

犬の意見

周辺の農道を散歩できるから特に不足はないが..残念ながら広大な「二上山ふるさと公園」はペットの立ち入り禁止。
しかし...入園無料なのに火曜と水曜と年末年始が休みで開園は9時〜17時まで、そんな自然公園も珍しい。

近隣の見所

すぐ前に広がる二上山公園(紹介サイト)の駐車場を兼ねる。456段続く階段の上は絶景の展望台で、斑鳩〜飛鳥が一望できる。徒歩約1時間の二上神社近くには悲劇の人・大津皇子(参考サイト)の墓も。古刹當麻寺へ2km、中将姫や役行者伝説の残る
石光寺(wiki)、我が国最古の官道である 竹内街道(wiki)など、見所は多い。

P泊する時の
総合評価
  ★★★★★   この駅をベースにして斑鳩周辺を散策、吉野路大淀iをベースにして明日香を散策...


     

        左:近鉄南大阪線と平行して一直線に伸びる165号バイパス。信号を二上山に向かって西に曲がり「ふるさと公園」に向かう。
        中:休日には駐車場に入れない車で進入路が渋滞し、狭い脇道が違法駐車で埋まるのも珍しくない。周辺にも駐車場は見られない。
        右:駅舎のすぐ裏(バイパス側)のサブPは従業員用を兼ねた普通車専用。こちらは混雑する時間帯でも比較的利用者が少ない。


     

        上:普通の日曜日10時過ぎの駐車場。空きスペースが無ければ何処にでも停める、関西人のバイタリティ(笑)には驚かされる。


     

        左:24時間トイレは石段を登った駅舎の左側。駅舎と棟続きで利用しやすいが設備も古く、手入れも充分とは言えないレベルだ。
        中:この日は駅頭で靴下の製造販売コーナーが営業中だった。葛城市の産業の一つには「メリヤス」があるが、その関係だろうか。
        右:駅舎入り口横にはどの駅でも見られる軽食コーナーがある。ソフトクリームと一緒に唐揚げやおでんを扱っていた。庶民的、です。


     

        左:農産品は豊富に扱っているが土産物類は少なめ。全体として地元の消費者向けの食材がメインのスーパー的な品揃えだ。
        中&左:利用者の殆どは地元の買い物客で、旅行者っぽい客は見られない。駐車しているのも100%地元のナンバープレート。


     

        左:切花のコーナーも(狭いが)設けられている。葛城市周辺は菊とチューリップの生産では日本有数の出荷量、らしい。
        中:物販の奥には駅の規模の割に広い食事処。食券方式だが、セルフサービスは採用しておらず、利用者は結構多い。
        右:食事処の評価は色々で地産地消の努力を誉めているケースもある。個人的には道の駅として普通レベルだと思うが...