千葉県にある 27駅 の中で 12番目に開業した駅   くりもと  

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【 体験農園もあり、広い駐車場と24時間使える屋内の休憩室付き。この近辺では珍しい!】

鳥瞰図
大型車も比較的少ない静かな環境で、大きな特色はないが快適に過ごせる駅だ。筋向い200mの距離にセブンイレブンがあるのも、近くに店舗がないこの地域でP泊する場合にはありがたい。
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敷地の傍らには日蓮宗の一派・不受不施派の僧 日講(wiki)の墓碑が残っている。日講の死後に弟子の日念らが建てたものだが、江戸時代には禁制の宗派だった。奉行所に内通され、墓碑は三日三晩焼かれた上に砕かれて土中に埋め、100年後の明治九年(1876)に宗教活動が許された際に掘り起して再建した。
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こんな思いがけない発見も旅の楽しみの一つ。現地の説明板はこちら、墓碑の画像は末尾に掲載した。
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「不受不施」とは日蓮が説いた教義の一つ。法華経の僧は信者以外から施しを受けてはならず、信者は法華経以外を説く僧に施しをしてはならない事を指し、本来ならごく当然な教義である。
「平和の党是」を捨てて海外派兵を是認した公明党(創価学会)は国民を裏切り、宗祖日蓮をも裏切った。
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迫害の経緯: 秀吉が母親の菩提を弔うため千僧供養(千人の僧を集めた回向)を計画、日蓮宗の不受不施派
にも出仕を命じた。これを受け宗門を守るため秀吉に従おうとする僧が大多数だったが、日奥だけは教義である「不受不施」に従って拒否し、本山の妙覚寺を去った。秀吉の千僧供養は文禄四年(1595)9月、死没三年前で二度目の朝鮮出兵の翌年、秀吉は既に老狂の中にあった。
公明党(創価学会)も何年か後には「宗門を守るため不本意ながら安倍自民党に従った」と弁解するかも。
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その後江戸時代に至っても権力に追従しない不受不施派は迫害され信仰も禁じられたが、信者たちは強い地下組織を作って信仰を守り抜き、徳川幕府が幕を閉じた明治九年に信仰の禁が解かれた。現在の総本山は岡山市の滝華山妙覚寺、詳細は参考サイトで。

基本データ

香取市沢1372-1(旧・栗源町) 0478-70-5151  休業:12/31〜1/3  県道44号沿  日本橋から一般道で 75km

リンク先

近くの駅は

駐車場

大型車5台+普通車40台、実際の収容力はもっと広そうだ。サブも併せると収容力に余裕があり休日でも混雑は見られない。

騒 音

夜間の交通量は少ない。どこでもP泊できるがトイレ近くは車の出入りが多い。サブPならトイレは遠いけれど静かに過ごせる。

物 販

9時〜19時(10〜3月は18時)、大きな駅ではないが売場は結構広く、特に農産品の品揃えは充実していて魅力がある。秋にはこの地域特産のさつまいも「紅小町」が見逃せない。果物や加工品類も取り扱いも多く、価格も比較的安い。

食事処

11〜18時、狭いが地元の食材を使って素朴な料理を提供する。味もまぁまぁ、リーズナブルな価格も嬉しい。テラス席もあり。
メニューの詳細は オリジナルサイト で。

軽 食

11〜18時、食事処と共通で15時以降は軽食のみ、奥のテラスも利用できる。暖かい季節は快適だ。

休憩施設

ちょっと暗くて雰囲気は良くないが、この地域では珍しく24時間オープンしており夜間も昼間同様にテーブルなどが利用できる。

トイレ施設

24時間使える屋内休憩所の隣にあり、ウォシュレット設備がないのは残念だが手入れは行き届いている。

温浴施設

駅の敷地とその周囲には入浴できる施設は見当たらない。
東6.2kmのスーパー銭湯 「紅小町の湯」が倒産し、かりんの湯として再開。10〜22時(休日は23時)・受付は1時間前まで・
  不定休、露天・サウナ・休憩室・食堂など完備、平日820円・休日1030円、高すぎると思うが近くには他に入浴施設なし。

犬の意見

敷地と広いサブPの間に少々の緑地があり、駅裏の里山公園でも散歩できる。近隣にも散歩できるルートが点在している。

近隣の見所

水運の町佐原、神話の昔から続く香取神宮、ローカル線と漁業の町銚子(観光協会のサイト)はいずれも新設された道の駅
  「水の郷さわら」をベースにする方が便利だし距離も幾分近い。

P泊する時の
総合評価
 評価は ★★★★★★   快適マークは「この地域としては」が前提。「さわら」が出来たため存在感が下がってしまった。 


     

        左: 県道の筋向い側にあるセブン・イレブンの近くから駅舎を撮影。駅前と左側のメイン駐車場の他に右手に広いサブ駐車場が設けられている。
        中: 敷地右側の出入り口から。横断歩道前の高みが不受不施派の僧・日講の墓碑「かくれ卵塔」を含む史蹟。その右側にサブ駐車場がある。
        右: 敷地の左側隅が大型車用の駐車スペース。この横にも20台前後が停められる駐車場があり、通常は従業員用として使われているらしい。


     

        左: 駅舎左隅の納品業者の搬入口部分。この左側は閉店後には利用されず、コンビニやトイレにも近いためP泊する場合には向いている。
        中: 搬入口右側の出入り口は24時間利用できるトイレ&休憩コーナーに続く。左側に自販機・右側には案内地図やベンチなどが置いてある。
        右: 休憩室入口の前からメイン駅舎の方向を撮影。アプローチの石畳部分が広く、天気が良ければ休憩スペースとしても利用できるスペースだ。


     

        左: 休憩室入口の前からメイン駅舎の方向を撮影。アプローチの石畳部分が広く、天気が良ければ休憩スペースとしても利用できるスペースだ。
        中: 駅前の駐車場が混雑している場合は石畳を直進して裏手の広いサブPへ移動できる。メインの出入り口は道路沿いに設けられている。
        右: 出口近くのスペースが路線バスの停留所で、この右に日講の墓碑がある。砕かれた石片を針金で固定した、ちょっと異様な姿を見せている。


     

        左&中: 自動ドアの内側は広めの石床にトイレ・軽食と休憩コーナー・食事処の入口が並ぶ。このスペースは夜間も開放され自由に利用できる。
        右: 自動ドアを入るとすぐ右側に淡水魚の水槽と公衆電話・情報機器やパンフレットが設置されている。この内側に駅の事務所がある。


     

        左: 食事処の内部。広くはないが木の床がソフトで感触が良い。地元の主婦グループが地場産の野菜や豚肉を主な素材にして調理している。
        中: テラス席のスペースは広くて開放感に溢れている。店内を通り抜けるため、ペット連れの食事は多分ムリだと思う(詳細は未確認)。
        右: 共有スペースは全面禁煙、喫煙はパーティションの外側のみ。私は20年も前に禁煙したから構わないけど愛煙家には冬の時代だね。


     

        左: 秋から冬にかけて、この地域特産のサツマイモが山積みで売られている。箱入りを複数購入する客も多く、かなり知られているらしい。
        中: 昭和五十九年(1984)に命名登録された紅アズマ(農林36号)や、ここでしか買えない紅小町などの「ブランド芋」の人気が高い。
        右: 冷蔵ケースではオリジナルアイスなどと並んで地域特産の豚肉や食品スーパー並みの日配品・冷凍食品などが並べられていた。


     

        上: 野菜類の種類はかなり多くて価格も安めに設定している。その他の加工食品や菓子・工芸品も様々で地域の特色が豊か、見応えがある。


     

        左&中: 駅裏の低地には里山の風景が広がる。遊歩道が整備され、子供に人気のカブトムシ園、ザリガニの池やニジマスの養殖場もある。
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        右: 砕かれ埋められた石碑を掘り起こした日講の墓碑、通称は「かくれ卵塔」。卵塔(らんとう)・無縫塔(wiki)は僧の墓によく使われる形状を指す。


     

        左:J R佐原駅や成田空港駅と結ぶバス停の横にも緑地がある。周辺は農家が点在する平坦な畑作地帯で、ゴルフコースがやたらに多い地域だ。
        中: 駅舎とサブ駐車場の間にも芝生が広がっており、遊具やベンチが置かれている。子供を遊ばせるには充分なスペースだ。
        右: すぐ筋向いに併設された園芸センター。花鉢よりも植木や観葉植物がメインで体験農園や貸し農園、犬連れで食事できる施設もある。