長野県にある51駅の中で 33番目に開業した駅   三 岳みたけ

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【 御嶽山と開田高原へ向う途中の小さな道の駅。特にP泊向きではないが、実に静寂。 】

鳥瞰図
平成17年(2005)、木曽福島町・日義村・開田村・三岳村が合併して木曽町となり、明治7年(1874)にスタートした三岳村の呼称が消えた。御嶽山(3,067m)、乗鞍岳(3,026m)、木曽駒ヶ岳(2,956m)の名峰三座が眺められる事から命名された村名だった。
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寒い時期には売店も閉鎖されるらしく周囲には店はもちろん山裾の旧街道に沿って集落があるだけだから、P泊する場合には自然にそれなりの準備が必要になる。2014年の御嶽山噴火の影響で観光施設の殆どは休業状態になっているから、少し落ち着くまでは訪問を見合わせる方が正解かも知れない。
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県道20号は駅の先で数ヶ所の分岐を過ぎ(いずれも御嶽山方面に向かう観光道路)、御嶽山東麓の倉越高原・寒原高原・開田高原を抜け、道の駅から約21kmで国道361号に合流し、木曽街道となって高山を目指す。合流点から約6kmで岐阜県境の長峰峠、新に9kmで野麦峠に向かう県道39号が分岐する。
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そのまま高山を目指すか、野麦街道で松本に下るか、ここが思案のしどころだ。前回の旅行では高山から南下して三岳には寄らず、野麦街道経由で諏訪に下る「女工哀史」のルートを選んだ。華やかな文化の彩を伝えて世界遺産となった群馬の富岡製糸場と大きく異なり、貧困と出稼ぎで近代化を目指した国策の礎となった飛騨(岐阜県北部)の娘たちの物語だ。
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御岳湖の奥の王滝村周辺には(積雪期や噴火の激しい時期を除いて)自然豊かな観光スポットも多い。更に奥の山間には宝治合戦(1247年)で北條氏の追討を受け、辛うじて鎌倉から落ち延びた三浦一族の残党が隠れ住んだ、との伝承も残っている。

基本データ

木曽郡木曽町三岳10491  0264-46-2011  休業:月曜(冬は月・火)  県道20号沿  日本橋から一般道で 270km

リンク先
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駐車場

公称は大型車13台+普通車30台、広くはないが観光シーズンピークの休日以外は特に不足なし。

騒 音

P泊だけが目的ならとても静かで安眠できるが..やはり御嶽方面に向う休憩ポイントと考えよう。途中の道幅が狭く要注意。

物 販

8〜17時、積雪などでの休業あり。野菜類と地場産品が少々。加工施設を併設するためオリジナル商品が多く価格も許容範囲。

食事処

食事提供の施設なし。

軽 食

お焼き、餅菓子類などの販売あり。

休憩施設

屋内休憩室なし(と、思った)。屋外に多少のベンチと緑地があり、暖かいシーズンには利用できる。

トイレ施設

設備も管理もごく普通で問題はないが、障害者兼用を含めてウォシュレットの設備なし。

温浴施設

駅の敷地とその周囲には入浴できる施設は見当たらない。約2km西の山沿いに立ち寄り入浴できる旅館大喜泉があるが料金が高く、終了時間も早いので薦められない。その他、御嶽方面の立ち寄り湯を選ぶなら こちらから。

犬の意見

奥の右手に集落に続く散歩道あり。特に快適と言うほどではないが、利用できる。

近隣の見所

噴火で大きな被害を出した御嶽山(ロープウェイサイト)、 木曽馬と蕎麦が有名な開田高原、 豊かな自然の御嶽の里三岳など。 宝治合戦(1247)で北條氏に滅ぼされた三浦一族の死骸数百体のうち家村(当主泰村の弟)の首が確認できず、吾妻鏡は「生死不明」と記録している。伝承では鎌倉から逃れて王滝村に土着し木曽三浦氏の祖になった、としている。
確か、御嶽山南麓の王滝村滝越(地図)の住民は全て三浦姓だった筈。宝治合戦の詳細は「鎌倉時代を歩く 參」の「三浦一族の最後」(サイト内リンク・別窓)で。ま、良くある生存伝説だとは思うけれど。

P泊する時の
総合評価
 評価は★★★★★   静かなのは間違いないが、小さな農産直売所と考える方が良い。


     

        左: 敷地の西側から見ると遠くに駒ケ岳、背後には御嶽山が見える。乗鞍は左方向だが、ここからは見えない。
        中: 駅の施設は物販棟とトイレ棟だけで軽食以外の飲食は提供していない。余裕のある緑地と駐車スペースは十分。
        右: 近隣の施設に提供する地元産食材を加工する機能も兼ねているらしい。村おこしの一環か。


     

        左: 売店は天候などによって休業または時間短縮するケースがある。特に積雪期には事前確認する方が良い。
        中&右: 扱い品は基本的に地元の農産と加工品だけ、問屋経由の土産物は殆ど見られない素朴な売り場だ。