奈良県にある13駅の中で 12番目に開業した駅   伊勢本街道 御杖みつえ  

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【 三重県境まで1km、温泉の人気が高い駅なのだが管理面では利用者への細かい配慮に欠ける。改善の要あり。 】

鳥瞰図
伊勢本街道とは大阪から桜井・宇陀を経て御杖から美杉村(現在の津市)を抜け伊勢神宮に至る参拝用に整備された街道で、現在の国道369号〜368号のルートにあたる。御杖村は三重県の津市美杉に接した人口約2200人の山村で、極端に言うと豊かな自然以外に何もない場所である。最近ではキャンプ場の開設や廃校校舎の宿泊施設や体験交流実への再利用など、観光拠点としての売り込みに力を入れている。
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「御杖」の名は倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る候補地として杖を置いた神話による。倭姫命は第十一代垂仁天皇の皇女で日本武尊(やまとたける)の叔母にあたり、東征に向かう日本武尊に三種の神器の一つ・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を与えた女性と伝わっている。
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彼女が女性病の治癒を祈った「姫石明神」の御神体はいわゆる陰石で、道の駅から1.5kmほど離れた円山公園の近くに鎮座し、道の駅に併設されている「姫石(ひめし)の湯」はこの伝承から名づけられている。源泉は約37℃、設備も良く整っており、近隣に立ち寄り温泉がほとんどない事もあって人気が高く、ローカルな割には混雑する。
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蛇足...御杖村は宇陀地区の広域合併協議会から離脱し、西隣の曽爾村(そにむら)と合併協議を進めたが05年に中止が決まり解散した。曽爾村には自然に包まれた 曽爾高原ファームガーデン お亀の湯 (11〜20時前後、平日650円・休日750円、設備は良い)は姫石の湯よりも遥かにお薦めできるのだが、オートキャンプ場(料金は高い)があるためP泊場所は見つからない。

基本データ

宇陀郡御杖村神末6325  0745-95-2641 休業:火曜と12/27〜1/3休 国道368・369号沿  日本橋から一般道で 472km

リンク先

近くの駅は

駐車場

公称は大型車3台+普通車90台、この地域としては収容力が大きく、行楽シーズンでも特に大きな混雑は見られない。

騒 音

国道の交差点だが交通量は少ない。道路沿いが開放的な駐車場で、大型スペースから離れた駅舎左奥が落ち着ける。
06年春に訪問した時はメインの正面駐車場が夜間の駐車禁止だった。理由は判らないが、今でも同じだろうか。

物産館

10時〜17時、やや狭くて品数は多くない。農産直売は11時〜17時、どちらも開店時間の遅さがちょっと残念だ。

食事処

メニュー例:あまご定食or大和肉鶏かつ定食1250円・姫石健康定食or高原牛焼肉定食1550円・三峰定食1850円・他

軽 食

自販機のみで軽食の機能なし。食事処でも飲み物や軽食は扱っていると思うが、ちょっと目的外の雰囲気で入りにくい。

休憩施設

案内コーナーと休憩用のスペースは見当たらなかった。物販コーナーに地図やパンフはあるが機能的にはゼロに等しい。

トイレ施設

広めの別棟形式で施設はまぁまぁだが管理がやや不足気味だった。障害者兼用トイレはウォシュレット付き。

入浴施設

駅舎に並ぶ姫石(ひめし)の湯は11時〜20時(受付は19時半)・火曜休、露天・サウナ付き、加水・加温・循環殺菌、700円。
  19時半になると風呂場の清掃が始まるので夜はのんびりと温泉を楽しむ余裕なし。この無神経さは実に不愉快だ。

犬の意見

国道沿いは歩きにくいので駅の敷地を利用するか、100mほどの両側から伸びる裏道を歩かせるのが向いている。

近隣の見所

観光スポットは少なく、上記の 姫石明神 程度。地図は こちら

P泊する時の
総合評価
  ★★★★★★   営業時間を守らない、駐車場を閉鎖する、浴室の清掃などに配慮に欠ける管理が見られるのは残念。


     

        左:向かい側の国道368号から見た駅。交差点に面した部分が開放的なので進入は容易だが、やたらにOPENな駐車場だ。
        中:これは南へ下る369号から撮影した駅の全景。御杖村の最も北東端に位置する山村地域で、周辺には多少の人家があるのみ。
        右:駅舎の左側、源泉タンクの前から。赤い車のある一角が夜間の駐車禁止エリアでP泊向きスポットは手前、トイレ棟の左側。


     

        左:屋根付き通路でメイン駅舎と結ばれたトイレ棟。前に自販機と公衆電話があり、ここが実質的な駅の機能を果たしている。
        中:物販棟は味噌・蒟蒻・漬物など地元の産物がメイン。しかしこのコーナーが10時で野菜直売が11時からとは..如何にも遅い。
        右:今回の旅行では前夜閉館後に到着して入浴し、朝の出発は野菜類の陳列前。時間がムダなので先を急ぎ、詳細レポートは次回に。


     

        左:国道沿いの源泉タンク。温泉スタンドもあるらしいが、これは未確認。無色透明のアルカリ性単純泉で源泉温度は35.7℃。
        中:「姫石の湯」と食事処「山桜」のある棟。温泉の人気は結構高いのだけれど、個人的にはそれ程の施設ではないと思う。
        右:温泉棟の入り口。食事だけの入館も多分できると思う(今回は確認しなかった)。その場合でも入りにくいのは間違いない。