長野県にある51駅の中で 36番目に開業した駅   遠山郷とおやまごう  

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【 塩の道・早太郎伝説・大地溝帯...赤石山脈南端の温泉施設を備えている。村興しにも熱心なエリアだ。 】

鳥瞰図
長野県最南端の道の駅で、飯田市に編入される前は南信濃村の遠山郷は日本の秘境100選の一つだった。
まぁ地図を見比べて厳密に考えれば、最南端の道の駅は「信州新町千石平」だけど...。
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「秘境」とされた理由の一つは国道152号が15km北の地蔵峠と6km南の青崩峠で不通になり、分断されていること。遠山郷へ入るには南西の天龍村から国道418号を北上するか、飯田方面の国道474号から新しく開通した 矢筈トンネル を使う以外にない。昔から使われた418号ルートは遠州灘の海産物や塩を内陸へ運ぶ「塩の道」であり、「鯖街道」とも呼ばれた秋葉街道である。
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駐車場右端のトイレ棟隣には観光客向けの案内所もあるが実質的な駅の機能は温泉棟の内部だけで、食事処・土産物店・休憩室が完備している。露天風呂付きの温泉施設は桧造りの立派な建物で、打たせ湯やサウナも備えており、ここを目当てに名古屋方面から来る客が多いらしい。
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この道の駅は元々が第三セクター経営の温泉に道の駅を後付けした施設で、塩分の濃い湯と地元料理を楽しんでP泊、そんな過し方が良い。代表的な郷土料理は「スビテ」(塩漬けの鯖を使ったしめ鯖)となる。
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ちなみに、頼朝股肱の家臣で恵那市の岩村城(遠山郷から70kmも西)を本拠にした遠山氏(庶流の子孫に遠山金四郎・金さん)がおり、遠山郷一帯を領有した信濃遠山氏らしいのだが、系図上の関係は確認できない。和田城に本拠を置いた信濃遠山氏は江戸時代初期の元和三年(1617)に家督争いが原因で取り潰され、徳川幕府直轄領になったと伝わる。和田城と霜月祭などの詳細は、遠山郷土館和田城&龍渕寺(外部リンク)に載っている。

基本データ

飯田市南信濃和田456 0260-34-1071  休業:木曜日  国道152号バイパス沿  日本橋から一般道で 343km

リンク先
近くの駅は
駐車場

公称は大型車+普通車で117台、駅舎前は広くないが右奥の駐車スペースには余裕あり、ちょっとしたイベントでも問題なし。

騒 音

南北の道路は行き止まり、外部に繋がるのは南西に向う国道418号だけ。温泉の営業終了後は完全な静寂に包まれる。

物 販

9時半〜18時・狭い売店のみだったが前回訪問が2006年のためデータが古い。再確認したい。

食事処

温泉棟の「味ゆ〜楽」は11〜20時(平日の14〜17時は準備中)、地域色の濃い食事処。

軽 食

温泉棟の中に軽食コーナーあり。前回訪問が2005年のためデータが古くなった。早めに再確認したい。
200mほど左の郵便局前と川を渡った資料館手前に食料品の店あり。多分終了は早いだろうがP泊の準備程度はできそうだ。

休憩室

温泉の営業中は中のロビーが利用できる。閉館後は何もない。

トイレ

駐車場右側、観光協会案内所前の別棟。設備も管理もまぁまぁ不満のないレベル。障害者用も含めウォシュレットなし。

温浴施設

駅舎内のかぐらの湯は10〜21時・木曜休、露天・サウナ・休憩室・食堂付き・620円。名古屋方面から来る客も多いらしい。

犬の意見

駅裏の遠山川を渡って一族の菩提寺龍渕寺まで15分ほど、旧国道152号(秋葉街道)沿いにちょうど良い散策コース。

近隣の見所

神々が湯治に来る「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)発想の原点になったらしい霜月まつりは12月初旬に開催される。
TV放映などで話題になった峠の国盗り綱引き合戦は10月の第4日曜に駅から12km南の兵越峠(地図)で行われる。
東の盛平山(723m)麓に遠山氏の和田城を模した郷土館。この里のルーツを歩くのも面白い。イラストマップ(pdf)を参考に。

P泊する時の
総合評価
 評価は★★★★★★   予備知識を仕入れてこの地域の魅力を確認しておこう。


     

        左: 四方は山、温泉目当て以外の通りすがりの客は少ない。
        中: 信州最南端・「残された秘境」の名が似合う山間の村。
        右: 駐車場はゆったりと造られている。浜松市内から50km前後、浜松ナンバーの車輌が多い。


     

        左: その奥に食事処、駅舎から離れており利用客は少ない。
        中: 駐車場の右端に観光協会の案内所とトイレが建つ。
        右: 温泉棟は外壁の工事中だった。正面に立つ御神楽を模した銅像が目を惹く。


     

        左: 温泉棟は外壁の工事中だった。正面に立つ御神楽を模した銅像が目を惹く。
        中&右: 駅の機能の殆どは温泉棟に集まっている。それ以外はこの小さな売店があるのみ。