奈良県にある12駅の中で 最初 に開業した駅    吉野路 大塔おおとう  
 
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【 目的地やP泊には向かないけれど、十津川温泉から和歌山県方面への中継地点としては貴重な存在。】

鳥瞰図
大塔には後醍醐天皇の皇子 護良親王(共にwiki)が一時期逗留したことから大塔宮を名乗った、と伝わっている。
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護良親王は後醍醐天皇の意思を奉じて足利尊氏らと共に鎌倉幕府と戦った建武の新政の立役者だったが、倒幕後に後醍醐天皇や足利尊氏と反目して鎌倉に拘留され、建武二年(1335)に北條高時の遺児・時行が鎌倉を奪還した中先代の乱の際に、身柄を北條方に奪われるのを警戒した尊氏の弟・足利直義によって殺された。
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実際には護良親王は幼い時に出家して京都東山に近い宝勝寺九重塔(大塔)の近くに住んだのが名の由来で、大塔宮がこの地に逗留した由縁で地名が大塔になったらしい。
暗殺された現場・鎌倉宮の公式サイトはこちら、大塔宮が座主を務めていた宝勝寺の詳細はこちら(wiki)で。
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奈良から和歌山県へ南下するには二つのルートがあり、一つは「杉の湯川上」から「吉野路上北山」を経て熊野へ至る国道169号、もう一つがここ「吉野路大塔」から「十津川郷」を経て中辺路(熊野街道)に合流する国道168号。熊野市や新宮市を目指すなら前者を、田辺市や御坊市方向が目的なら後者のルートを選ぶのがノーマルだが、どちらも道路状況は厳しい。奈良県南部と和歌山県北部は最悪に近い、と言って良いだろう。
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駅はプラネタリウムや宿泊施設・バンガロー・郷土館のある大塔コスミックパーク星のくに)の一角で、テーマの「星」を意識したためかUFOの形をしている。
一階はトイレで二階は売店と食事処(閉鎖)のある小さな建物。駐車場も広くないが村内の周辺施設はかなり充実している。

基本データ

五條市大塔町阪本225  0747-35-0311  休業:奇数水曜と12/29〜1/1  国道168号沿  日本橋から一般道で 583km

リンク先

近くの駅は

駐車場/p>

公称は大型車3台+普通車15台、狭いため休日は混みそう。向かいの郷土館(9時〜17時・200円)にも同程度の駐車可能。

騒 音

夜間は交通量も少なく、静かにP泊できる。トイレからは離れるが一番奥の東屋付近なら出入りの車に煩わされずに過ごせる。

物産館

9時〜17時15分、木工品・葛・蒟蒻・手作り装飾品などを扱うが特色は薄い。すぐ前に小さな土産物店あり(内部は未確認)。

食事処

二階の食堂は閉鎖となり、現在は休憩所として開放されている。採算が悪いためテナントが撤退した、らしい。
すぐ前にある麺の金剛(食べログ)か、筋向いの郷土館にある和風の食事処(11〜15時)で茶がゆ550円・美山定食(茶粥メイン)1100円・清流定食(アマゴメイン)1250円・などを。

軽 食

食事処に記載した二ヶ所を利用。

休憩施設

駅の周囲にベンチや東屋があるだけで屋内の休憩施設なし。案内機能も不十分だし、もう少し駅としての配慮が必要だろう。

トイレ施設

殺風景な打ちっ放しのコンクリートで雰囲気は悪いが一応の手入れはされている。障害者用も含めウォシュレット設備なし。

入浴施設

3.5km南(直線だと1kmだが)の「ふれあい交流館」に大塔温泉・夢の湯、11時〜20時・水曜と年末年始休み、露天・サウナ・
  休憩室・食事処付き、600円。川遊びができるせせらぎやアスレチックスも併設している。

犬の意見

すぐ前の高台にある「ちびっこゲレンデ」は混んでいなければ犬の散歩に最適。雪が積もっていたら大喜びで走り回るだろう。

近隣の見所

併設の天文台とプラネタリウムは興味があればそれなりに面白い。20k南の十津川村谷瀬の吊橋は本気で恐ろしいよ!

P泊する時の
総合評価
  ★★★★★★   P泊する車は少ないだろうから、狭くても快適かも知れない。


     

        左:峠のほぼ頂上付近に建つUFO的なデザインの駅舎。休日の交通量は多めで、坂道のため車の騒音はやや気になるレベル。
        中:向かい側にある郷土資料館駐車場の入り口から撮影。右側の石垣横から「ちびっこ広場」に登る階段が造られている。
        右:「ちびっこ広場」からは駅裏手にあるロッジやプラネタリウムが見える。駐車場の突き当りには休憩用の東屋が建てられている。


     

        左:駅舎と駐車場の間には「大塔コスミックパーク」へ登る通路が設けられている。天文台・プラネタリウム・ロッジなどの集合施設だ。
        中:駐車場の奥からちびっこ広場方向を。駐車場の入り口には民営のうどん店、国道を挟んで雪の積もったゲレンデが見える。
        右:国道に面した駐車場入り口に建つうどん専門店の「金剛」と小さな土産物コーナーは道の駅とは別の民営店舗、中は未確認。


     

        左:郷土資料館の前には甲冑を着けた大塔宮護良親王の騎馬像が立つ。資料館内部は民芸調の落ち着いた食事処を併設している。
        中&右:うっすらと雪に覆われた「ちびっこゲレンデ」の風景。緩やかな芝生の斜面で、犬の散歩などには最適のスペースだ。


     

        左:駅舎の1階左側、らせん階段の下がトイレの入り口。壁面がコンクリート打ちっ放しで、清潔ではあるが雰囲気は少々良くない。
        中:らせん階段を登った踊り場の左側が食事処(閉鎖、現在は休憩所)。地域色の豊かな食事なら郷土資料館を利用がお薦め。
        右:メニューも価格もごく平凡だが見晴らしも良く、雰囲気も落ち着いている。軽い食事と飲み物程度(閉鎖、現在は休憩所)。


     

        左:食堂の向かい側が土産物売り場。一応の地場産品は揃えているが全般に品揃えが薄く、特に魅力があると言うほどではない。
        中&右:茶粥の素材など何処でも売っている奈良土産の他に、木工品・葛・蒟蒻・星に関連した手作り装飾品などをメインに扱っている。