走快:例会トピックス2013 金沢中央公園の大木伐採 編集長の走り撮り写真集をお楽しみください。
2013年5月19日(日) 例会トピックス写真集
掲載写真について 金沢中央走ろう会:編集長のマラソン写真集

掲載:2013/05/25|更新:2013/05/xx
中央公園のオアシス機能が消える?
金沢中央公園
 中央公園は1968年(昭和43年)に完成。当会の発足は1975年。中央公園で集い練習を始めたことから、金沢中央走ろう会となった。以来、この公園を練習会場にしてきました。40年あまりの時を経て、その利用環境に危機が発生しています。
例会トピックス
 例会トピックス写真集では、例会の様子や編集長の趣味活動などのシーンをアルバムにして紹介しています。
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都心のオアシス。中央公園の大木が伐採されました。
2013.5.20 公園の樹木の伐採が始まった。(NHK-TV 夕方のニュースより)

【編集長レポート】
5月19日の例会から、中央公園が使えなくなりました。
 中央公園の整備計画が市民を巻き込んだ計画になっていなかったこと、大きく育った樹木が多く伐採されることなどが問題になっている。そうした中、5月17日から来年1月31日の間、工事期間として立ち入り禁止となった。
 当会はこの中央公園を集合と準備・整理体操の場として利用している。5月19日から、集合場所を変更することとなった。望ましい整備なら協力したいところだが、計画を見る限りでは賛成しかねるものだ。
中央公園改修の計画。
県のWEBサイトに掲載された計画図を現状と対比するよう並べてみた。
 @中央の広場が小さくなっている。
 A広場を小さくしたのは、しいの木迎賓館への動線を大きく(広く・直線的に・視覚的にも)確保するため。
 B中央広場は、芝生・地面露出から舗装広場になる。
 C憩いの広場から通路広場に改修するのが、今回の計画の目的だ。
 D多くの樹木が伐採されることとなった。
 ※アメリカフウ通りに信号機つきの横断歩道でもつくると万全の計画か?
【利用者の立場から考察】
 私たちの団体は早朝の軽運動の場として利用している。同じように利用している団体と一緒になることもある。広いので、場所を分け合って円陣を組む。幼稚園・保育園児の運動場として利用していることは、今回の騒動(抗議運動)で知った。近所の公園でも園児が楽しそうに遊んでいるので、中央公園も繁華街・事務所街の中でその役割をはたしているのだ。市の中心部で、こうした場があるのは、玉川公園とここだ。
 この公園の魅力は、中央部の土の広場だ。芝生とはげた地面、木の根が出て変化をつけている。この中心広場を一周すると255m。この広さ感覚と大樹の木陰が身近なオアシス感を醸もし出してくれる。
 改修計画では、この中心広場は、かなり小さくなり舗装される。私たちの利用環境が失われるものになっている。しいの木迎賓館への動線は公園としての魅力ある機能との天秤にかなうものなのだろうか。
 こうした立場で見ると、誰のための改修なのかも疑問になる。現状の広場にしても、この10年の利用中に、芝生の改修を経験していない。それを飛び越して、大きく育った樹木の多くを伐採した通路広場は、見てくれのものに他ならない。工事が始まり、改修計画を知った市民から計画見直しの声が上がった。県の強硬姿勢にも疑問がわいた。
 中央公園は1968年、都市公園として整備されたときく。45年の歴史を経て立派な緑地公園になった。
 今回の問題は、整備するしないよりも、利用者の声を聞いていないところに大きな問題があると考えている。問題が大きくなって、知事が「緑地公園ではない。都市公園だ。」と言い切ったのにはあきれた。この界隈を毎日散歩している要人の発言だ。古くなれば壊して建て直すハコモノと代わらないと受け取れる。
 役所しごとにはボタンの掛け違いとなる事態が時折発生する。半世紀の間、親しまれた緑地公園を、都市公園へ切り替える。今回の問題はここに認識ギャップがるようだ。公園は育てるもの。これまでの歴史を棄て、邪魔な樹木を簡単に伐採できる発想は、親しんできた市民には我慢できないものにうつる。もっと市民の意見を聞いた計画の進め方にならなかったのだろうか。玉川公園でも改修計画がある。ここでは、地域の市民との対話を準備しているときく。県と市の立場の違いもあるのだろうか。
 計画でいう都市公園は土を嫌うようだ。雨の日にぬかるむからだ。これまで利用してきた私たちには何の問題でもない。雨の日にあえて、泥んこまみれになることはしない。水はけの良い通路が周囲にあればよい。晴れて土が乾くのを待って使う。下水道に直行させるのでなく、自然の中の水の循環に従う。緑地公園はそうした仕組みを素直に取り込んだものと思う。
 広坂周辺は兼六園・金沢城公園・広坂緑地など多様な都市公園の集積となっている。森を壊し、街路樹を伐って、芝生の大きな空間ばかりを追求した金沢城公園や広坂緑地。その中で、中央公園のオアシス機能は大切な金沢の宝だと考えている。


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