走快:富山清流マラソン2009 金沢中央走ろう会/編集長レポート

第7回とやま清流マラソン
4回目の参加は、強風と雨の大会

大会報告|大会資料
2009.05.17
=写真マラソン2009=
速報掲載:2009/05/18
記事更新:2011/04/20
参考:とやま清流マラソン2006
今回は荒天のため写真取材ランをしていません。
コースの様子はとやま清流マラソン2006 とやま清流マラソン2008を参照ください。

写真集 とやま清流マラソン2006 とやま清流マラソン2007 参考写真集『桜並木と立山』
とやま清流マラソン2008 とやま清流マラソン2009  
とやま清流マラソン写真集のシリーズです。お楽しみください。

2009年大会報告
第7回とやま清流マラソン(2009.05.17
n1594(08:45)_雨の受け付けテント広場。今日は荒天の予報です。
前線通過で全国的に荒天。それでもランナーは負けないのだ。
 大会プログラムに掲載された参加人数は、男子:528名、女子:102名。韓国からの参加は48名。計676名がエントリー。6回目の大会で最多の参加人数になったとのことです。
 天候は生憎の前線通過で全国的に荒天。昼頃が一番厳しくなる予報です。雨・風対策をして参加します。同じコースを3周するので最悪の場合は途中下車も可能です。
 昨年に次いで4回目の参加。この大会があることで、4〜5月は2週間間隔でフルマラソンを3回走るようになっています。高齢ランナーにとって、疲労回復と練習調整のバランスがとても重要です。42kmの完走そのものには不安はないのですが、気力の持続が求められ期間です。
 2006年・2008年と取材ランをしているので、荒天もあり、今回はランに専念することにしています。記事用の取材写真はスタート直前まで。スタートの列を撮影後、カメラを貴重品に預けます。
コース地図を参照しながら大会報告をお楽しみください。→
スタート前の撮影:ランナーの様子など
スタート前の雨宿り 
雨対策はバッチリ。東京から参加 高齢パワー。中央は最高齢完走のYさん
宮崎県から参加のみなさん
 今回は荒天でランニング中はカメラを携帯しません。取材写真はスタート前とフィニッシュ後です。
 スタート直前までの様子を撮影して、カメラを貴重品預けにお願いしました。
n1595(08:53)大会実行委員長とスタート前のアナウンス
フィニッシュ後の撮影:フィニッシュゲートの様子
 フィニッシュ後、貴重品預けからカメラを受け取ります。雨と寒さで撮影意欲が湧きません。
 まず温まろうと清流なべをいただきます。貴重品預かりの女性は今度は給食のサービステントにいます。私が金沢中央走ろう会の会員と分かると、天野さんは元気ですか訊ねられた。当会の開催大会によく参加したとのこと。ゲートを背景に記念撮影とフィニッシュシーンの撮影。
 車の中で濡れた衣服を着替え、水分補給と軽食を済ませます。会場に戻り、大会委員長のSさんと雑談後、応援を兼ねてフィニッシュゲートの様子を撮影します。
n1614(13:13)当会主催の大会に常連参加のXさんと
最後の急坂を上って。。 n1617(13:23)フィニッシュ
n1630(14:14)フィニッシュするランナーを迎える テープ係りは大忙しです
テープ係りのお二人をアップで ノースフェースの雨具で対策は万全
n1633_Sさん笑顔でフィニッシュ n1635_献血ランナーのNさんフィニッシュ
 つぎつぎにランナーが最後の急坂を上ってきます。フィニッシュテープを張ってランナーを迎える2人は元気な笑顔が素敵でした。
 初マラソンの女性、仲間に『おめでとう』と迎えられて思わず嬉し涙が。。天気の悪いなか5時間半近くも走ったんですから。よくガンバリましたね。大きな自信につながると思いますよ。
n1636(14:25)初マラソン。フィニッシュして感激の涙。。

編集長のフィニッシュタイムは4時間07分40秒。
雨に煙る桜並木のコース。今回は、ここでも風が強かった。
今シーズンは5大会参加。
 今シーズンのフルマラソンは、昨年11月に九頭龍マラソン。3月に能登和倉マラソン。4月に加賀健勝マラソン。5月にマラソンに挑戦する会・富山清流マラソンの5本です。九頭龍マラソン2008でシーズンに備えた走力をつくり、5月までその走力を維持する計画です。練習量は月間150km。いつもの走行距離で、これ以上の無理はしないことにしています。これで目標タイムは4時間前後。気象条件が良ければサブフォーを狙います。
 九頭龍マラソン(2008/11/16)は4:05:15。荒天の大会で雨具着用。14〜16℃と高めの気温や風の影響にも、何とか4時間切りはできるかなと走っていたが、35km過ぎから大きくペースダウンした。
 能登和倉マラソン(2009/03/08)は新設の大会。取材ランなので、目標タイムは4時間半とした。気温は6〜9℃。快晴で微風。マラソンには最高の条件だ。好天に恵まれて撮影も順調、ランニング中に363枚。このままでは4時間半を越してしまう。30km過ぎからペースアップして、4時間27分33秒。本来なら4時間切りをできる大会(ベストタイムの更新も)だったと思う。
 加賀健勝マラソン(2009/04/19)は、タイムを狙って、4:00:43。気温は18〜20℃と高めだったが、後半のアップダウンにも何とか対応できて、このコースでのベストタイムとなった。この大会はとてもハードなコース設定なので、普通のコースなら3時間50分位に相当すると思う。和倉マラソンから40日後というタイミング良かったと考えている。これ以降は2週間間隔で2大会続くので疲労回復と練習の調整が難しい。
 マラソンに挑戦する会(2009/05/03)は、役員としての取材ランなので、ゆっくりランナーのフィニッシュ写真が撮れるよう4時間半が目標。撮影が本職なのでタイムより、シッカリした走りを意識している。
 今シーズンの4大会では、4時間切りがない。最後のとやま清流マラソン。昨年取材ランしたので、今回はタイムを狙おう。問題は気象条件だ。
雨と風の荒天。何を着用するか?
 さて富山清流マラソンは、前線通過で大荒れの天気予報です。雨天もさることながら、風が強くなるのも厳しいランニングを予測させます。気温も20℃と高めです。カメラ携帯をやめて、タイム更新に挑戦というわけには行かないようです。
 6分/kmペースで4時間12分が目安かなと思案します。着衣も迷います。雨と汗による濡れに強風が襲ってくれば放熱で体を冷やしてしまいます。4時間の長帳場。64歳の抵抗力を前提にします。下はタイツにすることにしました。冬季の雨の大会での経験から、濡れても寒さを感じさせない保温性能がありがたい。雨が降らないと放熱のない分、暑さを着るというハンディを背負います。タイムに影響がでても仕方がないとの割り切りが必要です。フィニッシュ後の回復力を優先するのが老人力です。上は速乾の半袖シャツ。ゴルフの雨具を半袖にしたものを、防風と雨対策に着用します。風の向きによって前のジッパーを開閉して放熱・乾燥を図りながら走ります。
 こうした準備をしても、鳴子大橋と新保大橋の間は南からの強い雨風に逆らってのランニングはとても厳しいものになりました。

強い雨風が予報される悪天候での大会準備
 強い風の日、土砂降りの日。大会当日の天気は、成績に大きく影響する。平地で開催するマラソン大会やゴルフ競技会では一般的に、風が強いと雨は弱く、雨は降るが風は弱めというのが経験則だった。強い雨風は大会中止や参加そのものを判断することになるからだ。
 ゴルフでも雨天の時は、周りの人が崩れることから入賞の機会が多かった。雨対策をシッカリしておくことで気持の萎えをしないように心掛けてきたからだ。
 雨天のランニング大会の最初は、2000年。これは初めて参加した20kmの大会だ。走り初めて雨が強くなり、身体が冷えてきた。今では速乾性のシャツを着ているが当時は木綿シャツ。10km(約1時間)でテントに戻り着替えることにした。幸い、後半の10kmで晴れてきた。着替えたことで初の20kmを気持を切り替えて走ることができた。この経験から雨対策に留意するようになった。
 私の趣味の一つに登山がある。雨具を着ても自分の汗が蒸発されないことから、かえって濡れてしまう。通気性の良い素材が出てきているが、激しい動きをする時には効果は捗捗しくない。小雨程度では雨具は使わない。傘が使える状況なら傘が一番だ。雨具を着ければ、自分の汗で濡れる。問題は濡れた着衣から熱を奪われないことを基本に雨対策をしている。
 ランニングの雨対策として、ゴルフで使ったナイロンの雨具(上着)を使っている。夏用は袖を切って半袖にしたものを用意した。雨を伴う強い向かい風には放熱対策も兼ねて機能してくれる。ジッパーの開閉で、発汗した水分を飛ばす。雨は間断なくふることは少ない。小康状態にはジッパーを開いて、換気する。風の状況によってもジッパーを開閉する。
 もう一つの工夫は、腹部にあてる断熱材だ。果物の傷防止に使われる網目の発泡スチロール。円筒のものを四角に開いて、パンツで挟みむ。これで着衣についた水分からお腹を冷やすのを防げる。網目が放熱もしてくれる。腸を冷やさないことで気力の維持ができ、便意対応もしてくれる。体温管理は、激しいスポーツでの免疫力低下を防ぐ大切な要素だと考えている。登山でもこれを利用している。汗かきの人は試してみると良い。
 この雨対策は、九頭龍マラソン・東京マラソンで長袖タイプを利用した。気温が低いときには役立ったと考えている。
強い向かい風に悪戦苦闘。。
距離 タイム
10km 0:54:03
20km 1:51:30
30km 2:51:08
40km 3:52:56
フィニッシュ 4:07:40
富山清流マラソンは今シーズンの締めの大会。サブフォー狙いをしたいところだが、気象条件は良くない。こうした悪条件での走行記録も経験のひとつとなる。
 中間地点で1:57:43。5:33/kmペースできている。30kmまでこのペースで行ければ30km以降を6分ペースでちょうど4時間と計算するが、どうなるか。
 2周目にはいると南からの雨風が強くなった。新保大橋(第2折り返し)〜鳴子大橋〜第2給水所の間は堤防上の走路で遮るものがない、まさに正面から攻撃を受ける。強い風に逆らってのランニングはとても厳しい、6:30/kmのペースに落ちている。第2給水所からスタート会場までの桜並木の道も、樹木が風を遮ってくれると思っていたが、繁った葉に遮られた風が空間の開けた幹の方に回っているのかとても強い風に変わっている。左から吹く風に逆らうため身体を左に傾けながら走る。こんな経験は初めてだ。いつもはこの並木道は気持よく走っているのだが、今日は最悪の難路に豹変している。20〜30kmのペースは丁度1時間。貯金がつくれなかったことで4時間は無理と判断。6分ペースの4時間12分以内。せめて10分は切りたいと目標変更し、気力を維持する。
 第2折り返しの新保大橋からフィニッシュ会場までは約4km。この最後の区間が強い向かい風だ。これに加えて、もう一つのトラブル発生。
 雨天のランニングは靴が濡れる。靴下が濡れることで、足の裏の皮膚がふやけてくる。4万歩(片足では2万歩)の刺激に皮膚が悲鳴をあげてくる。20km過ぎから右足(利き足)に違和感を感じる。30km過ぎにはあきらかに水ぶくれになっていると感じる。左足を主体にした走りにするが、風に逆らうためには蹴りが欠かせない。
 フィニッシュ後、靴下を脱いだら親指の付け根から2cm幅で長さ6cmの水ぶくれだ(破れていて、水分は抜けていたが)。まさに体重の移動ラインに沿った炎症だ。オソロシヤ、42km。
 このコースの難関の一つがフィニッシュ直前の上り坂。坂の下で後続の男性に抜かれた。といってもラストスパートに備えて一息いれたところだった。すぐに追い越す。ここからフィニッシュまでの彼とのタイム差を6秒にしていた。このラストスパートができるかどうかも今までの走りにどの程度余裕があったかの判断材料になる。大会委員長のSさんはラストスパートに感心の声を掛けてくれた。
 失速感があまりなかったので、余裕を残しているマイペースランニングだったことがわかる。今回は強い風に悩まされたこと。気温が15〜18℃と高めに加え雨具・タイツ着用で放熱機能を少なくしたことで20〜25℃相当の条件でのマイペースになっていたのだと思う。
 私のマイペース(=呼吸に乱れのない、会話のできる走り)は、気象条件、特に気温で変わる。8〜10℃位の時がサブフォーを気持よく走れている。

2009年大会資料
フルマラソン参加者記録

 参加人数

男子:549人 出場: xxx

(国内・韓国)

女子:127人 完走: 521人
気象条件(富山市:アメダス)
 北緯:36度42.5分 東経:137度12.1分
時刻 気温
湿度
降水量
mm
風速
m/s
風向
9:00 16.4 85 2 4
10:00 16.7 86 4.5 6
11:00 17.7 85 4.5 7
12:00 18.6 83 4.5 7
13:00 19.1 82 2.5 8
14:00 18.8 88 4.5 6
15:00 19.8 83 2.5 8
コース図
富山清流マラソン:コース地図
パンフレットや当日配布のプログラムに記載された地図を距離感を調整して編集したものです。
2007年大会からこのコースに変更されました。

編集長レポート:写真マラソンシリーズをお楽しみください。
北陸3県のマラソン大会:写真集
:北陸3県で開催されるフルマラソンの4大会を写真集で紹介しています。
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大会当日の気象データ
 前線通過で雨風の強い荒天となりました。気象資料を集めました。

 富山 2009年5月17日 (10分ごとの値)
気温 相対湿度 降水量 平均風速 風向 最大瞬間 風向
  (℃) (%) (mm) (m/s)      
9:00 16.4 85 0.5 4 6.2
9:10 16.4 86 0.5 3.4 南南西 5.8
9:20 16.7 85 1 4.1 8.3
9:30 16.9 84 0.5 5.3 9.2 南南東
9:40 17 84 1 6.1 10
9:50 16.8 86 0.5 6.8 10.8 南南西
10:00 16.7 86 1 5.7 9.4
10:10 16.7 87 1.5 6.5 10.6
10:20 16.8 87 1 6.2 南南東 11 南南東
10:30 16.9 87 1 5.7 9.8
10:40 17.3 86 0.5 6.7 11.1
10:50 17.5 85 0.5 6.4 11.2 南南東
11:00 17.7 85 0 6.5 11.1
11:10 17.9 84 0.5 7.6 15.9 南南東
11:20 18.4 82 0.5 8.4 15.4
11:30 18.4 82 1 7.5 13.2
11:40 18.4 82 1.5 7.5 14 南南東
11:50 18.5 83 0.5 8.2 14.4 南南東
12:00 18.6 83 0.5 6.8 11 南南東
12:10 18.7 83 0.5 7 13 南南東
12:20 18.6 84 0 6.5 11.3
12:30 18.7 83 0.5 7.3 11.4 南南東
12:40 18.7 84 0.5 8.1 16.4
12:50 18.9 84 1 8.1 13
13:00 19.1 82 0 8.2 14.5
13:10 19.5 81 0.5 8.1 14.4
13:20 19.7 79 0 8.3 16.3
13:30 19.4 82 0 7.6 12.4
13:40 19 85 2 6.2 10.3
13:50 18.8 87 1 5.6 9.9
14:00 18.8 88 1 6 9.2

八尾 2009年5月17日 (10分ごとの値)
降水量 気温 平均風速 風向 最大瞬間 風向
  (mm) (℃) (m/s)      
9:00 0.5 15.3 1.5 西南西 3.3 西南西
9:10 1 15.5 1.6 南西 2.4 南西
9:20 1 15.3 1.4 南西 2.4 南南西
9:30 0.5 15.6 2.3 南西 7.1 南南西
9:40 1 15.7 2.2 南西 4 南西
9:50 0.5 15.5 0.4 南南西 1.2
10:00 1.5 15.3 1.1 北北東 2.4 北東
10:10 1 15.4 1.5 北北西 2.6 北北西
10:20 0.5 15.4 1.2 東北東 1.9 北東
10:30 0.5 15.4 0.6 西北西 1.9 北西
10:40 0.5 15.5 1 南南西 3.3
10:50 0 16.5 1.7 3.7
11:00 0.5 17.2 2.5 南南西 5.8 南西
11:10 0 17.7 3.3 南南西 6.2 南西
11:20 0 17.9 3.5 南南西 6 南南西
11:30 0 18 3.7 南南西 5.6 南西
11:40 0.5 18.1 3.2 南南西 6.1
11:50 0.5 18.2 3.4 南南西 5.4 南南西
12:00 0.5 18.4 3.1 南南西 6.4
12:10 0.5 18.5 3.3 南南西 5.2 南西
12:20 0 18.7 3.4 南南西 6.5
12:30 0.5 18.7 3.5 南南西 6.1 南南西
12:40 0 18.7 4 南南西 6.8 南南西
12:50 0.5 18.6 4.3 南南西 6.6 南南西
13:00 0.5 18.5 4 南南西 6.5
13:10 0 18.7 4.4 南南西 6.7 南南西
13:20 0.5 18.9 4.1 南南西 6.3 南南西
13:30 0 18.8 3.8 南南西 6 南南西
13:40 1 18.8 3.6 南南西 6.8 南南西
13:50 0.5 18.8 4.2 南南西 6.2 南南西
14:00 1 18.6 3.8 南西 5.9 南南西
14:10 0.5 18.7 3.8 南南西 5.2 南南西
14:20 0 18.9 3.5 南南西 5.4 南南西
14:30 1 19 4.1 南南西 6.1 南南西
14:40 0 19.1 4 南南西 5.9 南西
14:50 0.5 19.3 4 南南西 6.3 南南西
15:00 0 19.4 4.2 南南西 6.9 南南西